ニュース 社会 作成日:2017年8月28日_記事番号:T00072536
現在、台北市を中心に開催中の「第29回ユニバーシアード夏季大会」では、選手たちの外貨両替需要に応えるため、選手村(新北市林口区)に銀行が簡易支店を開設しているが、連日利用者が詰め掛けており、8月12日の開村から23日までの2週間足らずで両替額は2,000万台湾元(約7,200万円)を突破した。
台北ユニバに協賛する台北富邦銀行が選手村に開設した簡易支店では、外貨両替カウンターが設置され、英語に精通した行員が常駐し、米ドル、ユーロ、日本円、香港ドル、人民元の交換サービスを提供している。
営業時間は午前9時から午後9時までで、台湾元で消費しようという選手たちの両替需要は旺盛で、毎日開店と同時に大勢がカウンターに足を運び、利用者の列は営業終了時刻になっても途切れないという。同支店では午後9時の時点で並んでいる利用者までサービスを提供する対応を取っており、担当者の退勤はいつも午後10時を過ぎるとのことだ。
台北富邦銀の統計によると23日までの12日間に選手村の両替カウンターを利用した人数は延べ3,600人を超え、選手のうち3人に1人が両替を行った計算になる。
なお台北富邦銀は、台湾での両替方式に慣れない外国人選手たちのために、担当者が分かりやすく丁寧にサポートしており、その親身な態度に感激した選手たちから行員たちに記念写真の撮影や記念バッジの交換をしたいという申し入れが相次いでいるほか、中にはどうしてもチップを受け取ってもらいたいと申し出る選手もいたそうだ。
好成績を残すべく奮闘する選手や運営スタッフだけでなく、競技以外のサービスを支える人々も大会の成功に大きく貢献していると言えるだろう。
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