ニュース 電子 作成日:2017年8月29日_記事番号:T00072540
市場調査会社IHSマークイットによると、液晶パネル相場が第3四半期はやや軟調となっているが、液晶パネルメーカーの設備稼働率は91%に達しており、年内は高水準を維持する見通しだ。29日付工商時報が伝えた。
液晶パネル各社は第3四半期も、需要期を控えて設備稼働率を引き下げておらず、前期に比べ1.8ポイント上昇、前年同期に比べ1.1ポイント上昇した。IHSは「需要期に向けた在庫確保で、在庫が4週間分程度まで増えるとみられ、下半期は設備稼働率が高水準を維持するとみられる」と分析した。
IHSマークイットのアナリスト、アレックス・カン氏は「液晶テレビ、モニター、スマートフォン、タブレット端末などの消費者向け電子製品のディスプレイが大型化し、生産能力の増加分を消化している。第3四半期は大型パネルの生産が出荷量を2.2%上回る見通しだ」と指摘した。また、上半期の在庫水準は3.7~3.8週分で健全な水準とした。
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