ニュース 電子 作成日:2017年8月29日_記事番号:T00072544
週明け28日の台湾元相場は先週末に比べ0.088元の元高ドル安となる1米ドル=30.162元で取引を終えた。6営業日連続の元高ドル安で、過去2カ月半の最高値を付けた。台湾元上昇が今後も続けば、電子産業の第3四半期利益に影響が出るとの懸念が高まっている。29日付経済日報が報じた。
銀行の外為担当者は、米連邦準備理事会(FRB)のイエレン議長が25日に行った講演で、金融政策、追加利上げの可能性について言及しなかったことが米ドル相場の下落につながったと指摘した。
今年第1四半期は台湾元の対米ドル相場が急激に上昇し、ファウンドリー世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の売上高が60億台湾元(約220億円)目減りし、粗利益率、営業利益率とも1ポイント低下するなど電子産業に打撃をもたらした。第2四半期は相場が安定し、一部の電子関連企業では為替差益も計上していた。
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