台湾サムスン電子は29日、ペン入力に対応した6.3インチ大画面スマートフォン旗艦機種「ギャラクシーノート８」を９月15日に台湾でも発売すると発表した。本体価格は２万9,900台湾元（約10万9,000円）。30日付経済日報が報じた。
ギャラクシーノート８は、光学式手振れ補正（ＯＩＳ）に対応したデュアルカメラ搭載。ピンクは台湾限定モデルだ（台湾サムスンリリースより）
サムスンは23日ニューヨークでギャラクシーノート８を発表しており、台湾の他、韓国、米国、欧州など主要市場で９月15日に発売する。
台湾サムスンは１～７日に予約を受け付け、12日よりオーキッドグレイ、メープルゴールドモデルの先行引き渡しを開始する。ピンクモデルについては10月１日以降となる。
「ギャラクシーノート８」は実質２年ぶりのギャラクシーノート新機種だ。昨年発売した「ギャラクシーノート７」が相次ぐ発火・爆発事故で、生産・販売停止を余儀なくされたためだ。台湾サムスンは、「ギャラクシーノート５」より２割多い販売台数を見込む。
業界関係者は、ギャラクシーノートユーザーはＳペン利用を好み、アップルの次世代iPhone8とターゲットが異なると分析した。市場では、iPhone8は９月12日発表、22日発売で、販売価格1,000米ドル以上と予想されている。
