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中興保全、IoT展示拠点の供用開始


ニュース 商業・サービス 作成日:2017年8月30日_記事番号:T00072579

中興保全、IoT展示拠点の供用開始

 警備会社の中興保全(台湾セコム)は29日、台北市の旧空軍総部跡に設けられた研究開発拠点「空総創新基地(TAFイノベーションベース)」で、スマートシティー分野などでのIoT(モノのインターネット)ソリューションを展示する「中保無限+物聯網服務創新基地」の供用を開始した。9月2日より一般開放する予定で、インターネット予約を受け付けている。30日付経済日報が報じた。

/date/2017/08/30/11SECOM_2.jpg中興保全の展示は、火曜から土曜の午前9時~午後5時で、日、月は休館。3営業日前の予約が必要で、1回の参観人数は15人まで(同社リリースより)

 同拠点の最大の目玉は中興保全が日本のセコムと提携して開発した小型無人機(ドローン)による空撮・追跡ソリューションで、台湾におけるドローンの商用サービスとして実現可能性が最も高い。

 中興保全の林建涵副董事長は、ドローンを利用することで軍施設など敷地面積の広い場所で空からの警備が可能で、異常が発生した現場や不審物の映像を撮影したり、不審人物を追跡して関連情報を同社の管理センターに送信することができると説明。24時間体制のサービス提供が可能で、人件費を大幅に削減できると強調した。

 同拠点ではこのほか、駐車場向けのスマート交通ソリューションや、音声認識によるスマートホームのモニタリングシステムなども展示している。