ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

殺虫剤汚染卵、6.5万個の流通経路不明


ニュース 農林水産 作成日:2017年8月30日_記事番号:T00072584

殺虫剤汚染卵、6.5万個の流通経路不明

 行政院農業委員会(農委会)と衛生福利部(衛福部)食品薬物管理署(TFDA)が殺虫剤「フィプロニル」を含む鶏卵の回収が完了したといったん発表したにもかかわらず、29日夜になり、彰化県内でフィプロニル汚染が確認された養鶏場「欣徳畜牧場」から出荷された汚染卵約6万個の流通経路が不明であることが明らかになった。30日付中国時報が報じた。

/date/2017/08/30/14egg_2.jpg卵の汚染に不安が広がる中、桃園市では安全な業者のリストを公表する対策を取った(29日=中央社)

 同県の鶏卵流通業者「鑫順祥蛋品」は流通経路について明らかにできず、衛生福利部食品薬物管理署(TFDA)は同業者に罰金処分を下す方針だ。

 このほか、29日の再検査で基準値を超えるフィプロニルが検出された同県内の別の養鶏場からは汚染卵5,000個が台北市に出荷されていたことが分かり、流通経路の特定が進められている。