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ユニバのサッカー日本代表、清掃活動に称賛集まる


ニュース 社会 作成日:2017年8月30日_記事番号:T00072588

ユニバのサッカー日本代表、清掃活動に称賛集まる

 台北市を中心に12日間にわたって開催され、きょう(30日)に閉幕する「第29回ユニバーシアード夏季大会」に参加した男子サッカー日本代表の選手たちが29日朝、選手村近くの公園を自発的に清掃している姿が市民によって目撃され、インターネット上で大きな称賛を集めた。

/date/2017/08/30/18kakomi_2.jpg日本のサッカー選手たちの行動は、台湾の人々に非常に良い印象を与えたようだ(林口大家庭フェイスブックより)

 ユニバーシアードの男子サッカー日本代表は今大会、19日に行われた初戦マレーシア戦の勝利を皮切りに順調に勝ち星を重ね、3戦全勝で予選リーグを突破。決勝トーナメントでも強豪イタリアに6対0で大勝して波に乗り、27日の準決勝ではメキシコを下して決勝に駒を進めた。

 そんな快進撃を続ける日本代表チームのメンバーの姿が目撃されたのは新北市林口区の「林口運動公園」。同公園は選手村のすぐそばにあり、28日夜には各国の選手が集まってパーティーが開かれたようで、後には多くのごみが残された。

 その林口運動公園に翌日朝、手にホウキやちりとり、ゴミ袋を持った大勢の若い男性が現れ、掃除を始めた。男性たちが着ていたおそろいのTシャツの背中には「JAPAN」の文字があった。

 選手たちは30分ほど清掃活動を行い去っていったが、公園内の地面や花壇、歩道を丁寧に掃いたり、ごみを拾ったりする姿をカメラで撮影した市民がフェイスブック(FB)上の地元コミュニティーページに投稿したところ話題となり、現在までに8,400件余りの「いいね!」が集まっている。また同投稿のコメント欄には「素晴らしい」「ありがとう、見習わなくちゃ!」など称賛の書き込みが相次いだ。

 なおサッカー日本代表はこの日の夜、フランスとの決勝を戦い、朝の清掃に参加したフォワードのジャーメイン良選手(流通大4年)が値千金のゴールを挙げ、見事1対0で勝利。3大会ぶり6度目の優勝を達成した。