米クアルコムと台湾の奇景光電（ハイマックス・テクノロジーズ）は30日、顔認証システムや３次元（３Ｄ）画像再構成（リコンストラクション）などに応用が見込まれる３Ｄ深層センサーカメラシステムの開発加速に向け提携すると発表した。
双方はクアルコムのカメラモジュール「スペクトラ」とハイマックスのウエハー光学技術、センサー技術などを融合し、「ＳＬｉＭ（ストラクチャード・ライト・モジュール）」と名付けた３Ｄカメラモジュールを開発する。
ＳＬｉＭは低電力消費が特徴で、モバイル端末への内蔵に適している。双方はＳＬｉＭの商品化を進め、2018年第１四半期にも大量生産を開始したい構えだ。
