ニュース 電子 作成日:2017年8月31日_記事番号:T00072600
中台の液晶パネル業界では、中国メーカーによる供給減少で、9月以降は生産過剰と下値圧力の緩和が見込まれている。実際に需給が改善すれば、台湾勢の友達光電(AUO)や群創光電(イノラックス)にとっては業績にプラスとなる。31日付経済日報が伝えた。
背景には中国の恵科(HKC)の第8.6世代工場で経験不足から歩留まり率が低迷し、大型パネルの生産量が減少していることがある。同工場は32インチパネルを中心に50インチパネルも生産している。
テレビ用パネル価格は7月から8月にかけ、供給過剰で値下がりしていた。9月以降は需要期に入るため、値下げに歯止めがかかるか注目される。
一方、市場調査会社のIHSは、パネル価格が第3四半期に下落しているものの、AUOやイノラックスなど大手メーカーの設備稼働率は91%という高水準にあり、生産コストの節減には有利だと分析した。
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