ニュース 社会 作成日:2017年8月31日_記事番号:T00072616
「世界3大珍味」の一つとされ、フランス料理やイタリア料理に使用される高級食材として名高いトリュフ。中でも特に高価で取引される白トリュフがこのほど、台湾で初めて野生の状態で発見された。
発見したのは行政院農業委員会(農委会)林業試験所保護組の研究チームで、リーダーの傅春旭博士によると、台湾の中標高域の山間部にはマツ科やブナ科の植物が多く、地下真菌類の生育に適しており、過去の研究から台湾にも多様なトリュフが自生している可能性は高いと考えられていたという。実際、1992年に台湾大学の胡弘道教授が台湾で初めて野生の黒トリュフを発見。その後、09年にも別の種類の黒トリュフが見つかっている。
白トリュフはこれまで見つかっていなかったが、傅博士のチームが4年をかけて台湾各地の山々を調査した結果、黒トリュフ2種類のほか、南投県から花蓮県を結ぶ八通関古道と大雪山林道、および南投県の渓頭~杉林渓地区で2種類の白トリュフを発見し、このほど開催された研究会で発表した。
なおトリュフは地下に形成されるキノコで、外からは見えないため、訓練されたブタやイヌを使って探すことで知られる。今回の調査に加わった林業試験所助手の林文薇さんはトリュフの調査活動について「悲惨な物語だった」と話した。長い時は6日間も山に入り、山刀で草をなぎ払いつつ道なき道を進み、トリュフがありそうな場所を発見すると這いつくばって地面を掘り返すといった作業を繰り返したそうだ。
こうして今回、台湾はトリュフの生育に適した環境であることが確認された。林業試験所では現在、トリュフ栽培についての研究も進められており、いつの日か台湾で手軽にその香りを楽しめる時代が来るかもしれない。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722