ニュース 石油・化学 作成日:2017年9月1日_記事番号:T00072623
台塑集団(台湾プラスチックグループ)が米南部テキサス州に設置している同国最大の生産拠点では、このほど来襲した大型ハリケーン「ハービー」による生産設備への被害は生じていないが、交通網が寸断された影響で6日間連続で従業員が出勤不可能となっており、同工場で進められている第4期拡張計画の遅延が懸念されている。ただ台プラグループ幹部は「今後、全力で作業を急ぐ」と強調し、新工場の稼働が2019年にずれ込む可能性は低いとの見通しを示した。1日付蘋果日報が報じた。
台プラグループは米国のシェールガス・オイル商機を好感し、14年にテキサス工場で3基目のエチレンプラントおよびポリプロピレン(PP)、低密度ポリエチレン(LDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、エチレングリコール(EG)工場を新設する第4期拡張計画を始動させた。18年第3四半期より相次いで生産を開始する予定としていたが、今回のハリケーンによる影響でスケジュールに不確定要素が増している。
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