ニュース その他製造 作成日:2017年9月1日_記事番号:T00072626
財政部の通関の統計によると、紡織品の1~7月輸出額は58億300万米ドルで、前年同期より0.05%増加した。2015年2月以来30カ月続いた前年割れからやっと脱した。1日付工商時報が報じた。
中華民国紡織業拓展会(紡拓会、TTF)は、ナイキ、アディダスなどスポーツブランドが発注を拡大していると指摘した。サッカー・ワールドカップ(W杯)予選の盛り上がり、米プロバスケットボールリーグNBAのシーズン開幕を控えていることが貢献したようだ。
アパレル受託生産大手、儒鴻企業(エクラット・テキスタイル)の洪鎮海董事長は、ブランドや流通業者の在庫整理が終わり、顧客からの追加発注が急増しており、台湾の紡織業界は春を迎えたと話した。聚陽実業(マカロット・インダストリアル)の周理平董事長は、売上高は底を打ち、下半期から成長すると予測した。
紡拓会の統計では、紡織品の輸出額は12年から5年連続で前年割れで、昨年は前年比8%減少だった。欧米景気の回復は遅く、中国の経済成長は鈍化する中、ライバルの韓国は欧州連合(EU)、米国、中国と自由貿易協定(FTA)を締結しており、台湾の世界市場シェアは低下している。
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