ニュース 自動車・二輪車 作成日:2017年9月1日_記事番号:T00072630
自動車業界の市場調査会社、J.D.パワーが31日発表した大衆車ブランドの2017年新車セールス満足度調査(SSI)で、中華汽車工業(チャイナ・モーター、CMC)が販売する三菱ブランドが初めて首位(799ポイント、前年4位)に立った。2位は和泰汽車が総代理店のトヨタで798ポイント(前年3位)、3位はホンダで797ポイント(前年7位)と僅差だった。1日付工商時報が報じた。
J.D.パワーは、三菱は取引条件、販売員、納車時間、納車手続きなどで優れており、2位のトヨタは販売店の設備、販売員が優れていたと説明した。3位のホンダを含めた3ブランドのみが平均792ポイント(前年786ポイント)を上回った。
昨年首位だった日産は791ポイントで4位に、前年2位だった裕隆企業集団の自社ブランド「LUXGEN(ラクスジェン)」は782ポイントで7位に転落した。5位は、▽フォード、784ポイント(前年4位)▽マツダ、784ポイント(前年9位)──の2ブランドが並んだ。
調査によると、35歳以下は価格にシビアで、購入前に別の店と比較すると31%が回答し、35歳以上の26%より高かった。決定前に他の複数ブランドと比べるとの回答も44%で、35歳以上の39%より高かった。また、35歳以下は購入価格が予想より高いと、満足度は800ポイントから772ポイントに低下した。
回答者全体のうち、保有していた車から新車に買い替えた人の割合は41%と、15年の24%、16年の33%より高かった。買い替えた人の満足度は814ポイントで、それ以外の777ポイントを上回った。昨年1月からの新車買い替えの貨物税(物品税)減免措置効果のようだ。
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