ニュース 電子 作成日:2017年9月4日_記事番号:T00072643
半導体製造設備の世界2位、米ラムリサーチのマーティン・アンスティス最高経営責任者(CEO)はこのほど、経済日報の取材に対し、今後台湾で最新製品の組み立てを行うと表明した。同社にとって新製品の組み立てを海外に移管するのは初めてのケースで、ファウンドリー世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)による今後の台湾投資拡大を見込み、顧客に近い場所でのサービス提供、納期の短縮を目的としたものとみられる。3日付同紙が報じた。
ラムリサーチは半導体エッチング装置(世界シェア50%超)および薄膜プロセス向け設備(約40%)の分野で業界1位の地位にあり、昨年には台湾に半導体製造設備の補修センターを設置した。
アンスティスCEOは、具体的な製品など組み立て業務の詳細については企業秘密として明らかにしなかったが、最も厳格な基準を適用して台湾で部品調達を行い、サプライチェーンを構築すると語った。
なおTSMCの台湾投資拡大を好感し、オランダの半導体露光装置大手、ASMLやシリコンウエハー再生加工の世界最大手で日本のRSテクノロジーズ(本社・東京都品川区、方永義社長)も台湾に部品工場や組み立て工場を設置している。
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