ニュース 電子 作成日:2017年9月4日_記事番号:T00072655
市場調査会社、カナリスの統計によると、中国の第2四半期VR(バーチャルリアリティー)端末市場で、宏達国際電子(HTC)の「HTC Vive」は出荷台数1万5,000台と前期比6%減少し、シェアは19%と2位に転落した。4日付工商時報が報じた。
首位は中国の大朋で、出荷台数は1万8,000台、シェアは24%だった。このうち、パソコンやスマートフォンとの連携や電源ケーブルが不要な一体型(スタンドアロン型)VRヘッドセット「M2」、「M2 Pro」の出荷台数が計1万1,000台、第1四半期末に発売したPCとの接続が必要な「E3」が7,000台だった。「M2 Pro」の価格は約3,000人民元(約5万円)、「E3」は3,999人民元とそれぞれ「HTC Vive」の値下げ後の5,488人民元を大きく下回る。
3位はソニー「プレイステーションVR(PSVR)」で出荷台数8,800台、シェア11%だった。中国・小鳥看看科技「ピコVR」もシェア11%。5位は3Glassesでシェア7%だった。
第2四半期の中国VR端末出荷台数は8万台で、世界シェアは10%と前期比1ポイント下落したが、依然世界3番目のVR端末市場だ。
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