ニュース 自動車・二輪車 作成日:2017年9月4日_記事番号:T00072658
8月の自動車業界の新車登録台数は3万6,575台で、前月比11.6%減少したものの、前年同月比では59.9%増となり、同月としては過去19年で最高となった。新車投入や販促活動による効果が現れた。2日付工商時報などが報じた。
昨年は8月が、自動車など大きな買い物には縁起が悪いとされる旧暦7月の「鬼月」とほぼ重なった一方、今年は鬼月入りが22日からと遅かったことも大きな要因だ。しかも今年は下旬の販売台数が1万2,000台と月全体の3分の1を占め、あまり鬼月の影響を感じさせなかった。これについては販売業者は、販促活動の効果の他、19日から30日まで開催された台北ユニバーシアードでの台湾代表選手の活躍で、消費意欲が刺激されたことも要因として挙げた。
業界首位のトヨタの総代理店、和泰汽車は、アジア16都市を選べる航空券贈呈など計13万台湾元(約47万円)に相当する優待キャンペーンで、新車登録台数を前月比3.7%減、前年同月比83.3%増の1万1,875台とし、市場シェア32.5%と30%台を回復した。
4位の台湾本田(ホンダ台湾)は、台湾生産の新型SUV(スポーツ用多目的車)「CR-V」と「HR-V」が共に1,000台以上売れて2,585台とし、前月比27.4%減ながらも前年同月比では128.8%増と約2.3倍の伸びとなった。
9月は19日までが鬼月で、業界では新車登録台数は8月の6~7割、2万5,000~2万6,000台の水準と予想している。
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