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太陽電池の立碁光能、丸紅が出資か


ニュース その他製造 作成日:2008年5月7日_記事番号:T00007267

太陽電池の立碁光能、丸紅が出資か

 
 7日付経済日報によると、発光ダイオード(LED)パッケージングの立碁電子工業(リジテック・エレクトロニクス)の傘下企業である、太陽電池モジュール製造の立碁光能の現金増資で、丸紅が3~5%の出資に応じる。

 これについて丸紅はワイズニュースに対し、交渉を行っていることは認めつつ、「出資するかどうかを含めて何も決まっていない」とコメントした。

 経済日報によると、立碁光能は、丸紅が太陽電池産業の各分野に投資を行っているため、出資を通じて丸紅の技術、材料、人脈などの強味がもたらされると期待している。同社の増資予定額は5,000万台湾元(約1億7,200万円)で、これにより株式資本は2億1,000万元になる予定だ。

 立碁電子と立碁光能の董事長を兼任する童義興氏によると、5月の太陽電池モジュールの売上高は1億元となる見込みで、今後は2億元を目標とする。現在の生産能力は年間35メガワット(MW)で、来年はこれを2倍に引き上げたい考えだ。

 立碁電子は、立碁光能の株式の90%を保有しており、丸紅を通じて機械設備の購入を行っている。