ニュース 電子 作成日:2017年9月5日_記事番号:T00072672
サプライチェーンの情報によると、IC設計最大手、聯発科技(メディアテック)は、初めて台湾積体電路製造(TSMC)の12ナノメートル製造プロセスを採用したミドル~ハイエンドのスマートフォン用チップ「Helio P40」の営業活動を行っており、中国スマホ大手の広東欧珀移動通信(OPPO)、維沃移動通信(vivo)、小米科技(小米、シャオミ)などの顧客が高い関心を示している。顧客が来年発売する旗艦機種への採用が今年末に決まれば、メディアテックのシェア回復に貢献する見通しだ。5日付経済日報が報じた。
ヘリオP40は6コアチップで、量産時期は今年末~来年第1四半期とされる。クアルコムが来年第1四半期にサムスン電子の10ナノメートル製造プロセスで量産する「スナップドラゴン670」への対抗製品のようだ。
サプライチェーン関係者によると、ヘリオP40はOPPOの「R」シリーズ、vivoの「X」シリーズなど旗艦機種への採用を主要目標としている。中でもOPPOが来年発売するとみられる「OPPO R15」に採用されるかは、今年末に決まる見通しだ。
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