ニュース 電子 作成日:2017年9月5日_記事番号:T00072673
ファウンドリー大手、聯華電子(UMC)は、10ナノメートルや7ナノの先進製造プロセスの開発を当面見合わせ、28ナノや40ナノの成熟プロセス製品に注力する方針だ。簡山傑、王石の両氏が共同総経理に就任して約2カ月で打ち出した「現実路線」で、外資系証券会社に評価されており、同社の株価は4日、過去3年半で最高の16.5台湾元(約60円)を付けた。5日付自由時報が報じた。
UMCはこれに伴い、今年の設備投資額を20億米ドルから17億米ドルに下方修正した。同社は先進プロセスの開発競争で、以前よりTSMCに大きく遅れを取っていた。
第3四半期は成熟プロセスの受注が引き続き安定しているものの、28ナノ製品の需要減少を受けて生産ライン稼働率は91~93%と前期をやや下回った。
今年第2四半期の製造プロセス別の売上比率は、40ナノが28%、28ナノが17%だった。14ナノは出荷を始めたもののまだ1%にすぎない。
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