ニュース 電子 作成日:2017年9月5日_記事番号:T00072677
市場調査会社IHSマークイットは、液晶パネル業界は今年、中国最大手の京東方科技集団(BOEテクノロジーグループ)が大型パネルの出荷枚数ベースで市場シェア20.8%で2位となり、首位LGディスプレイ(LGD)の21%に迫るとの見通しを示した。台湾勢の群創光電(イノラックス)と友達光電(AUO)はそれぞれ3位、5位となる予測だ。5日付経済日報が報じた。
BOEは大型パネルの出荷枚数シェアを2014年の8.5%から、15年12.1%、16年18.7%と伸ばしてきており、世界首位をうかがう位置に立った。ただ、謝勤益(デビッド・シェイ)IHSシニアディレクターは、「規模が巨大になったがゆえに、供給過剰リスクにも向き合わなくてはならない」と指摘した。
出荷面積ベースでは、首位がLGDで24.4%、2位がサムスンディスプレイ(SDC)で16.6%。イノラックスは3位で14%の予測だ。これに続いて、4位BOEが13.7%、5位AUOが13.2%となる見通し。イノラックスとAUOは55インチや65インチなど大型パネルが主力だ。
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