ニュース 自動車・二輪車 作成日:2017年9月5日_記事番号:T00072686
8月のバイク新車登録台数は前月比15.9%増、前年同月比46.8%増の10万6,101台で、過去2番目の高水準だった。大学の新学期前の需要期で、新車買い替えに対する貨物税(物品税)減免措置や各社のキャンペーンなどが奏功した。過去最高は、排ガス規制が強化され買い替えが進んだ2009年12月の12万9,000台。5日付工商時報が報じた。
電動バイク最大手の睿能創意(Gogoro台湾)は8月新車登録台数が4,753台と前年同月の3.2倍に増え、市場シェア4位に浮上した。7月に納車を開始した低価格モデル「Gogoro2」販売が好調だった。陳彦揚マーケティング総監は、7~8月の販売台数約9,000台のうちGogoro2が8,200台を占めたと説明した。海外への輸出も開始しているが、生産能力は十分で、今後も台湾での販売を拡大すると話した。
中華汽車工業(チャイナ・モーター、CMC)の電動バイク「e-moving」は8月新車登録台数が589台だった。Gogoroと合わせて5,300台余りで、電動バイクがバイク市場全体の5%を超えた。
首位の光陽工業(KYMCO、キムコ)は前年同月比60.4%増の4万1,965台で市場シェア39.6%だった。排気量100ccの「CUE100」、排気量125ccの「GP125質感風」などの低価格キャンペーンにより販売を伸ばした。
2位の台湾山葉機車工業(ヤマハモーター台湾)は前年同月比24.7%増の2万8,410台で、市場シェア26.8%だった。3位の三陽工業(SYM)は52.3%増の2万510台で、市場シェア19.3%だった。5位に転落した「PGO」ブランドの摩特動力工業(MPI)は13.8%増の4,577台で市場シェア4.3%だった。
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