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金門島全域で2時間停電、送電線の故障原因


ニュース 公益 作成日:2017年9月6日_記事番号:T00072707

金門島全域で2時間停電、送電線の故障原因

 5日午後4時16分ごろ、金門島全域の約3万523戸が停電した。台湾電力(台電、TPC)によると、塔山発電所の送電線が故障したことが原因で、約2時間後の午後6時35分に復旧した。小金門島は送電網が独立しているため影響を受けなかった。6日付自由時報が伝えた。

/date/2017/09/06/15kinmon_2.jpg金門島では停電により交通信号がストップし、警察が交通誘導を行った(5日=中央社)

 TPCによると、今回の停電では送電線の保護装置が働き、塔山発電所の発電機との接続が遮断された。その結果、もう1カ所の発電所である夏興発電所で電力の周波数変動を感知し、保護装置が作動したことで全島が停電した。

 金門県消防局によると、県内ではエレベーターに人が閉じ込められた案件が5件あったが、業者が速やかに処理した。また、寝たきり患者の生命維持装置が使えなくなったため、4人が救急車で病院に運ばれたが無事だった。