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8月CPI、0.96%上昇【図】


ニュース その他分野 作成日:2017年9月6日_記事番号:T00072711

8月CPI、0.96%上昇【図】

 行政院主計総処が5日発表した消費者物価指数(CPI)は前年同月比0.96%上昇した。一方、コメ、鶏卵、豚肉などの重要民生物資17品目の平均上昇率は2.19%で過去30カ月で最大だった。砂糖の7.23%上昇、豚肉の4.96%上昇などが影響した。6日付自由時報が報じた。

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 7大分類別の8月CPI上昇率は、医療・保健類の1.72%が最大で、▽食品類、1.34%▽住居、1.09%▽交通・通信類、0.93%▽その他、0.85%▽教養・娯楽類、0.36%▽衣類、マイナス1.29%──と続いた。食品類は、7月末に上陸した台風9号

(アジア名・ネサット)と台風10号(ハイタン)や猛暑の影響で、野菜が8.57%上昇。水産物は4.56%、乳製品は2.82%、肉類は2.63%上昇した。

 一例一休(週休2日制)導入の影響について政府関係者は、当初CPI上昇率を0.14~0.36ポイント押し上げると予測していたが、野菜・果物とエネルギーを除いたコアCPIの今年1~8月上昇率は0.97%で、過去2年の平均0.81%や過去5年の平均0.91%と比較して影響は小さいといえると指摘した。