ニュース 自動車・二輪車 作成日:2017年9月6日_記事番号:T00072718
自動車大手、裕隆集団の自社ブランド、納智捷汽車(ラクスジェン・モーター)の蔡文栄総経理は5日、20日に正式発売するコンパクトSUV(スポーツ用多目的車)「ラクスジェンU5」について、スペインのイディアダ・オートモーティブ・テクノロジーで衝突試験を行うと表明した。台湾の自動車メーカーとして初の欧州安全基準クリアを目指す。試験結果は14日に出る予定。6日付工商時報が報じた。
台湾生産車は衝突に弱いという見方が消費者の間で強く、自動車アセスメント「NCAP」の台湾版を導入して衝突試験の結果開示を求める声が立法委員から出ている。ラクスジェンはこうした声を受け、イディアダでの衝突試験実施を決めた。
「U5」は先月17日の予約販売開始後、2週間で既に約600台を受注した。同衝突試験で高得点を獲得できれば、さらなる受注増も期待できる。
蔡総経理は、自動車市場の下半期の景気は厳しい状況が続いているが、「U5」は欧州安全基準を上回る安全性を売りに、当初は月1,000台、長期的にも月700台以上の販売が見込めると述べた。
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