ニュース 社会 作成日:2017年9月6日_記事番号:T00072719
8日に行政院長に就任する頼清徳台南市長(57)は、ポスト蔡英文の呼び声が高い民進党の人気政治家で、今回、改めてその経歴や人柄などがメディアによって取り上げられているが、同氏が幼少期に誘拐された経験を持つという驚きのエピソードが明らかとなった。
おばによると頼氏は幼い頃とてもかわいかったという。そのため悪人の目に留まってしまったのかもしれない(中央社)
頼氏は台湾本島の最北端に近い新北市万里区出身で、2歳の時に炭鉱労働者だった父親を鉱山事故で亡くし、働き者の母親によって5人の兄弟姉妹とともに育てられた。
学生時代に医学を志した頼氏は勉学に励み、台湾大学、成功大学、米ハーバード大学で学び、修士号を取得。帰台後、長らく台南市で医師として働いたが、1994年に民進党の選挙運動に加わったことをきっかけに政治に関わるようになり、国民大会(05年に廃止)代表、立法委員を歴任した後、10年に台南市長に当選。現在、2期目で、メディアによる県市長の満足度調査では常にトップクラスに入っている。
そんな頼氏が今回、首相に当たる行政院長まで上り詰めることを受け、親族や幼なじみが暮らす新北市万里区は喜びに沸いている。5日は実家に親族が集まり、祭壇に線香を上げて先祖に行政院長就任が報告されたが、ここで頼氏のおばがメディアに驚きのエピソードを披露した。
彼女によると、頼氏が4~5歳のころ、祖父らとともに廟(びょう)へお参りに出掛けた際、何者かに連れ去られたという。祖父は孫の姿が見当たらなくなったことに大いに慌て、廟の内外を必死で探し回ったところ、親切な人間を装った誘拐犯一味から「誰かに誘拐されたようだ」と告げられた。そこで祖父はすぐに犯人側と交渉し、最終的に2,000台湾元の身代金を支払うことで話をつけ、無事、愛する孫を取り戻すことに成功した。
祖父は幼い頃の頼少年を溺愛していたそうだが、今頃は天国で「未来の行政院長の命を救った」と胸を張っていることだろう。
頼氏は万里で小学校、中学校を一番の成績で卒業し、台北市の最難関高校、建国中学に合格して万里を離れている。
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