ニュース 電子 作成日:2017年9月7日_記事番号:T00072726
市場観測によると、グーグルがスマートフォン大手、宏達国際電子(HTC)を買収する交渉が最終段階に入っており、遅くとも年内に決定する見通しだ。対象はスマホの研究開発(R&D)部隊のみで、これまでうわさされていたVR(バーチャルリアリティー、仮想現実)部門や、会社全体の身売りではないという。7日付工商時報が報じた。
HTCは2011年をピークに不振が続いており、これまで何度も身売り観測が浮上していた。今年8月末には外電で、HTCが米国で投資コンサルティング会社と、グーグルを含む戦略投資家の出資を引き入れ、身売りまたはVR事業のスピンオフ(分離・独立)を検討していると報じられていた。
HTCとグーグルの関係は長く、HTCはグーグル初のアンドロイドOS(基本ソフト)搭載スマホ「ネクサス」を皮切りに、昨年と今年もグーグルのハイエンドスマホ「ピクセル」を受託生産している。その上、HTCは9四半期連続の赤字に陥っており、財政圧力が増している。
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