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訪台外国人旅行者1千万人の未達懸念、頼次期行政院長に期待【表】


ニュース 商業・サービス 作成日:2017年9月7日_記事番号:T00072734

訪台外国人旅行者1千万人の未達懸念、頼次期行政院長に期待【表】

 交通部観光局の統計によると、7月の訪台外国人旅行者は延べ83万3,104人と前年同月比1.86%減少した。このうち中国人は延べ23万7,251人と20.86%減少したが、減少幅は今年最小となった。1~7月の訪台外国人旅行者は延べ595万6,972人と前年同期比5.1%減少しており、業界関係者は通年目標の延べ1,000万人を達成できない恐れがあるとして、「親中」発言を行った頼清徳台南市長が8日に行政院長に就任後、新たな観光政策を打ち出すことを期待している。7日付自由時報が報じた。

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 7月の訪台旅行者のうち、中国以外からの訪台旅行者は延べ59万5,853人と前年同月比8%増加したが、増加幅は今年最低だった。中でも韓国人は0.45%減の延べ7万1,320人、マレーシア人も11.65%減の延べ2万3,119人にとどまり、それぞれ今年初の前年割れとなった。観光局が注力する日本人も延べ13万1,238人と1.91%減少した。

 協和旅行社(ハーモニー・エクスプレス・トラベル)の連郁卿執行董事は、ハイシーズンの10月を目前に控えながらも訪台外国人旅行者の増加傾向が見られないと説明。また、中国が訪台自由旅行者も制限するとの観測が浮上していると懸念を示した。