ニュース 電子 作成日:2017年9月7日_記事番号:T00072737
外電によると、ファウンドリー世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)が、欧州委員会(EC)および米連邦取引委員会(FTC)から反トラスト法(独占禁止法)違反の調査を受けるとの観測が浮上している。これに対しTSMC広報は「いかなる機関からも調査の通知はない」と否定した。7日付経済日報が報じた。
独立系情報サービス会社MLexによると、ECとFTCの調査は、TSMCが市場における地位を乱用し、半導体市場から競争相手を不当に排除したとの理由に基づく。
TSMCは、コンプライアンスを順守し、厳格な制度を構築していると強調した。
法曹界関係者は、反トラスト法調査ではまず、当該企業に対する情報収集と分析を行った後、問題があると判断した場合、調査を開始するため、もし情報収集の段階ならTSMCに通知はないと指摘した。
半導体業界関係者は、TSMCには、競合が悪意あるデマを流して、足を引っ張ろうとすることが絶えず見られると指摘した。
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