ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

頼次期行政院長の支持率50%、若者層に人気


ニュース 政治 作成日:2017年9月7日_記事番号:T00072743

頼次期行政院長の支持率50%、若者層に人気

 民進党に批判的な立場の中国時報が行ったアンケート調査によると、8日に就任する頼清徳次期行政院長に対し、「支持」は50.2%と過半となり、「支持しない」の25.8%を大幅に上回った。7日に内閣総辞職した林全行政院長は就任1カ月の満足度が30.7%だったことと比べ、頼氏は人気を背景に高い支持率でスタートを切るといえる。同紙が7日付で報じた。

 年齢層別では20~29歳の支持が60.6%に達した一方、60歳以上は41.3%と、若者層で支持が高い傾向にある。汎民進党陣営支持層の支持率は83%、汎国民党陣営支持層の支持率も35.2%に上る。「頼次期行政院長を施政能力を信頼するか」との質問には50.9%が「信用する」と回答し、支持率に近い割合となった。

 「頼氏の行政院長就任が蔡英文総統の声望にプラスとなるか」との質問には、「プラスとなる」が36.8%に対し、「ならない」が37.4%と意見が分かれた。

 蔡総統に対する満足度は28.9%で、就任1周年当時の28%よりは回復している。

 アンケートは9月5日、世論調査会社のギャロップを通じて行われた。有効回答は1,012件。