ニュース 電子 作成日:2017年9月8日_記事番号:T00072750
鴻海科技集団(フォックスコン)の胡国輝(ルイス・ウー)広報担当はこのほど、ブルームバーグとのインタビューで、東芝の半導体メモリー子会社、東芝メモリ(TMC)の買収について、日本政府が抱く中国への技術流出の懸念を払拭するため、アップルやソフトバンクなどと共同での買収を提案する考えを示した。出資比率は鴻海が25%、アップルとキングストン・テクノロジーが各20%、シャープが15%、ソフトバンクが10%で、東芝本体も10%とする計画だ。8日付経済日報が報じた。
胡氏は、銀行主導の他陣営とは異なり、鴻海陣営はTMCの顧客から成り、長期的な経営の安定に協力できると強調。東芝の経営陣に対し、政治的な面でなく、ビジネス、技術面を考慮して決定を下してほしいと呼び掛けた。
なお共同通信は7日、これまでTMC買収の最右翼とも報じられていた米ウエスタンデジタル(WD)について、TMCの上場時に16%弱の議決権を取得する方向で調整していると報じた。これについて経済日報は、WDのTMC買収意欲低下を示すものと分析した。
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