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頼清徳内閣、閣僚の大半が留任


ニュース 政治 作成日:2017年9月8日_記事番号:T00072753

頼清徳内閣、閣僚の大半が留任

 頼清徳行政院長率いる新内閣が8日発足した。当面の政権安定を図るため、林全・前内閣の閣僚の大半を留任させてのスタートとなった。

/date/2017/09/08/16lai_2.jpg頼行政院長(前右4)は8日、内閣第1回会合を開いた後、集合写真を撮影した(8日=中央社)

 新内閣は台南市長在任中に頼氏を支えた側近が大挙入閣することはなく、行政院副院長、行政院秘書長と国家発展委員会(国発会)、金融監督管理委員会(金管会)の主任委員を交代したにとどまった。

 頼氏は「(行政院長を含む)行政院の三長が交代したため、変動が小さいとは言えない。有能な人材を起用する目的のほか、安定を目指したものだ」と説明した。

 蘋果日報によると、与党関係者は「蔡英文総統と連携し、妥協を図り、安定を維持する原則の下で、閣僚の大幅な交代を見送ったが、いずれは内閣改造があり得る」と指摘した。このため、立法院の1会期が経過した来年1月ごろに内閣改造があるとの観測も聞かれる。