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液晶TV向けパネル、Q3に需要回復の予測


ニュース 電子 作成日:2008年5月7日_記事番号:T00007276

液晶TV向けパネル、Q3に需要回復の予測

 
 市場調査機関、ディスプレイサーチの謝勤益副総裁は6日、第2四半期のパネル需給はIT(情報技術)製品向けで逼迫(ひっぱく)し、液晶テレビ向けでは供給が需要を上回る状態となるとの見方を示した。ただ、末端市場のテレビの在庫は1~1.5カ月の正常な水準を維持しており、「第3四半期のハイシーズン到来とともにテレビ向けパネルの需要も上向きになる」との楽観的な見通しも示した。7日付経済日報が報じた。

 ディスプレイサーチでは、テレビ向けパネル価格は32~46/47インチ型で5月はさらに2~3%下落するとみている。これは上半期がオフシーズンであることに加え、欧米で景気後退の懸念から消費が抑制されていること、さらに中国市場が在庫調整期間に当たることが主因とみられる。

 また川下のテレビブランドで価格競争が激化していることも、パネル価格下落の原因となっている。パネルメメーカーでは、第8世代工場で32インチテレビパネルを生産するなど、生産能力を柔軟に活用して対応しているとしている。