ニュース 商業・サービス 作成日:2017年9月8日_記事番号:T00072767
ファストフード業界で緑に変色したフレンチフライ(フライドポテト)が相次いで見つかっている問題で、衛生福利部食品薬物管理署(TFDA)は7日、地方自治体に対し、実態把握を求めるとともに、近く同署としても調査を実施する考えを示した。8日付自由時報が伝えた。
TFDAは、ジャガイモの発芽は自然現象だが、安全確保のため、調査を実施すると説明した(7日=中央社)
緑色のフレンチフライは原料のジャガイモが発芽したことが原因とみられる。発芽したジャガイモはソラニンと呼ばれる毒素を含んでおり、食べると唇がしびれたり、腹痛を起こしたりする可能性がある。
今回の騒動はモスバーガーで緑色のフレンチフライが見つかり、検査の結果、ソラニンが34~64ppm検出されたことが発端で、その後はマクドナルドやケンタッキーフライドチキン(KFC)についても市民から同様の指摘があった。
ソラニンの検出値自体は台湾の基準案と米国、カナダの基準値である200ppmを下回っているが、TFDAは「ジャガイモの皮が緑色に変色していれば、生産、保存、輸送に問題があったということであり、通常の食品衛生基準を満たさず、業者には廃棄と期限内の改善を求める」と説明した。
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