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即席めん・化粧品市場、台韓ブランド対決に【表】


ニュース 商業・サービス 作成日:2017年9月8日_記事番号:T00072768

即席めん・化粧品市場、台韓ブランド対決に【表】

 市場調査会社、カンター・ワールドパネルが6日に発表した最新の調査結果によると、台湾の即席めん、化粧品・スキンケア市場では、韓国ブランドが急速にシェアを拡大している。一方、地場ブランドも勢力を伸ばしており、台韓対決の様相が強まっている。8日付工商時報が報じた。

 カンターの調査によると、台湾の即席めん市場において有力な韓国ブランドはかつて農心(ノンシム)の「辛ラーメン」のみだったが、近年では▽オットゥギ▽パルド▽Kormosa▽三養ラーメン──といったブランドが相次いで参入。現在、市場シェアを20%まで拡大している。

 一方、台湾ブランドでは美食家としてのイメージを持つタレント、曽国城が経営する「曽拌麺」がインターネットでの口コミにより人気となっており、今年第1四半期には五木、農心に次いでシェア3位に食い込んだ。

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 また化粧品市場では、依然として欧米および日本ブランドが販売額の75%を占めているものの、韓国ブランドも勢力を伸ばしており、特にリップグロスは韓国ドラマの人気を背景に、ここ2年で約50%の大幅成長を見せた。ただ、台湾ブランドも専門性の高さやアジア人に特化した商品開発をうたうドクターズコスメブランドの成長などを受け、化粧品市場で20%を超えるシェアを占めている。