ニュース 社会 作成日:2017年9月8日_記事番号:T00072771
国立政治大学の校歌の歌詞に国民党独裁時代の名残で「吾党(我が党)」「三民主義」といった言葉が含まれており、学生や教員から校歌改定を主張する声が上がっていた問題で、同校は7日、校務会議を開き、国民党独裁を連想させる部分を「民主法治」「自由人権」などに改めることを正式に決めた。8日付自由時報が伝えた。
具体的には「革命」を「革新」、「命令」を「理念」、「実行三民主義」を「実践民主法治」、「建設中華民国」を「維護自由人権」、「吾党」を「我們(我々)」にそれぞれ改める。
ただ、学校側は新旧の歌詞を残し、当面学生や教員にいずれか好きな歌詞で歌ってもらうことにした。卒業式などではインストゥルメンタルを流すため、歌詞変更の影響はないという。
政治大は南京国民政府の幹部公務員養成機関だった中央党務学校を前身としているだけに、校歌も国民党と政府が一体だった独裁時代の色彩が濃かった。しかし、学生・教員による校歌改定運動が年々高まり、昨年には校歌検討委員会が設置され、今年7月に校歌の歌詞変更が提案されていた。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722