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義発電子、タッチパネル特許裁判で敗訴


ニュース 電子 作成日:2008年5月7日_記事番号:T00007278

義発電子、タッチパネル特許裁判で敗訴

 
 義隆電子(ELAN)傘下の義発電子(イーランテック・デバイシズ)が先月16日、米国の裁判所から、米シナプティクス社のタッチパネルに関する特許4項目を侵害しているとの略式判決を受けた。シナプティクスが6日明らかにした。義隆はこれについて、司法手続きに任せているためコメントできないとしている。7日付電子時報が伝えた。

 義発が侵害しているとされた項目は、コーナータップ、スクローリング、エッジモーション、ドラッグの各機能。

 義発はマルチタッチパネルの感知技術に関する特許侵害を争う裁判でシナプティクスに勝訴しており、今回争点となったシングルタッチパネルの特許に関係した製品は米国市場にほとんど出荷していないことから、判決が義隆と義発の運営や顧客に影響を与えることはないという。

 電子時報では、マルチタッチで義発が勝訴し、シングルタッチではシナプティクスが勝訴した結果となり、双方が和解協議に入るのは時間の問題と報じているが、シナプティクスは今後、このほかのマルチタッチ機能についても義発を提訴すると表明している。