ニュース 電子 作成日:2017年9月11日_記事番号:T00072786
ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が8日発表した8月連結売上高は919億1,700万台湾元(約3,300億円)で前月比28.4%増、前年同月比2.5%減だった。アップルの次世代プロセッサー「A11」出荷などの効果だ。9日付経済日報が報じた。
証券会社は、製造プロセス10ナノメートルの「A11」の他、GPU(グラフィックスプロセッサー)大手のエヌビディアの12ナノチップ、携帯電話用ICの聯発科技(メディアテック)の16ナノチップ出荷のピークだったためと分析した。第3四半期売上高は目標を上回り、第4四半期もさらに増える見通しだ。
一方、TSMCは同日、TSMCが40ナノニアスレッショルド電圧(しきい値近傍の電源電圧)技術で製造する、超低消費電力パワー半導体の米アンビック・マイクロのMCU(マイクロコントローラ)「アポロ2」が、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)のスポーツ用リストバンド型ウエアラブル(装着型)端末の「バンド2プロ」に採用されたと発表した。「アポロ2」の採用によって、ウエアラブル端末のバッテリー寿命は2倍以上に延びるという。
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