ノートパソコン受託生産大手４社の８月連結売上高は、需要期入りで軒並みプラス成長となった。９日付経済日報が報じた。
広達電脳（クアンタ・コンピュータ）の８月連結売上高は前月比6.1%増、前年同月比25.1%増の912億4,300万台湾元（約3,300億円）で、今年２番目の高さとなった。同社は、同月のノートＰＣ出荷台数が400万台と前月比70万台増加したことが貢献したと説明した。
仁宝電脳工業（コンパル・エレクトロニクス）の８月連結売上高は前月比11.3%増、前年同月比21.5%増の785億4,000万元で、８月として過去最高を記録した。ノートＰＣ出荷台数は350万台だった。
緯創資通（ウィストロン）の８月連結売上高は前月比１%増、前年同月比13.9%増の666億3,000万元で、今年２番目の高さとなった。ノートＰＣ出荷台数は160万台と前月比10万台増加した。
英業達（インベンテック）の８月連結売上高は前月比5.1%増、前年同月比9.8%増の414億9,400万元で、今年２番目の高さとなった。ノートＰＣ出荷台数は150万台と前月比10万台増加した。
一方、宏碁（エイサー）の８月売上高は前月比10.4％増、前年同月比5.7％増の200億5,600万元で、今年３番目の高水準だった。華碩電脳（ＡＳＵＳ）も前月比19.8％増、前年同月比5.1％減の378億900万元で、今年３番目に高かった。
