ニュース 商業・サービス 作成日:2017年9月11日_記事番号:T00072793
英領バージン諸島の投資ファンド、子楽投資(ライアント・キャピタル)と大陸建設(コンチネンタル・デベロップメント)傘下の碩河開発は、台北市の信義計画区A7区画(中国信託金融控股=中信金、CTBCフィナンシャル・ホールディングの旧本社ビル跡地)に計画する複合ビルに、米ハイアットホテルズグループの最上級ブランド「パークハイアット」とデザイナーズホテルブランド「アンダーズ」を誘致することで提携覚書(MOU)を締結し、近く正式に契約を交わすもようだ。11日付経済日報が報じた。
子楽投資と碩河開発は200億台湾元(約720億円)を投じ、A7区画に45階建ての複合ビルを建設する計画で、高級ホテルを誘致するほか、1~3階に高級ブランドの旗艦店が入居する高級品売り場を設置するとみられる。
このうち、「パークハイアット」は客室数200室、平均宿泊料金1万2,000元と台湾の都市型観光ホテルとして最高となる見通しだ。「アンダーズ」の客室数は300室、平均宿泊料金は1万元を計画しているという。
一方、生保大手の富邦人寿保険は、信義計画区A25区画に米高級ホテルチェーンのローズウッドホテルズ&リゾーツを誘致する計画とされる。
信義計画区には台北君悦酒店(グランドハイアット台北)、W台北、台北寒舎艾美酒店(ルメリディアン台北)の高級ホテル3軒がある。ただ、同区ではルメリディアン台北が4年前にオープンして以降、地価が高いことなどから新ブランドが進出しておらず、A7区画、A25区画に進出するブランドに注目が集まっている。
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