ニュース 政治 作成日:2017年9月11日_記事番号:T00072795
頼清徳行政院長が8日就任し、両岸(中台)関係の膠着(こうちゃく)状態に変化が訪れるのではないかとの期待感が一部で出る中、中国・国務院台湾事務弁公室(国台弁)の張志軍主任は同日、「人事がどのように変わろうとも、民進党当局は、一つの国家なのか、2つの国家なのか、一つの中国・一つの台湾なのか、両岸関係の性質に関する根本的な問題に答えなければならない」とコメントし、引き続き「一つの中国」の承認を蔡英文政権に迫っていく姿勢を示した。9日付経済日報が報じた。
張主任はまた、「1992年の共通認識(92共識)が重要なのは、『両岸が共に一つの中国に属する』と両岸関係の性質を明確に定めているためで、両岸はこれによって2008年以降、平和的発展の道を歩み、豊かな成果を挙げてきた」と指摘した。
張主任はさらに、「問題は民進党当局が 92共識の政治的基礎を捨て、両岸間の対話メカニズムを止めたことであり、両岸は重要な問題の協議ができなくなった」と述べ、改めて蔡政権を批判した。
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