ニュース 政治 作成日:2017年9月11日_記事番号:T00072796
民進党政権が対中関係の現状維持路線を強める中、李登輝元総統は9日、台湾の名称で国際社会への参加を目指す「正名」と新憲法制定を目指す「正名制憲」運動を展開していくと表明した。10日付聯合報が伝えた。
李元総統(左)が乾杯の赤ワインを一気に飲み干し、会場は拍手に包まれた(9日=中央社)
李元総統は同日開かれた募金パーティーの席上、「民主体制下で政党政治の新たな模範を確立し、正名制憲運動を推進すると同時に、中国法統政権(法的に正統な政権、中華民国を指す)の生存機会を断ち、台湾の『脱古改新』を助けることが今後1年の重点課題だ」と述べた。
李元総統は民進党政権に対し、「政権運営チームの政策は目的が台湾にとって良かれと思ってのことだと信じているが、段階的任務と国家の目標がいまだに不明確だ」と苦言を呈した上で、「さらに人々が心配しているのは、2020年に08年と同様、台湾で中国の法統が復活するのではないかということだ。これは我々が厳粛に向き合うべき問題だ」と強調した。
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