ニュース 電子 作成日:2017年9月12日_記事番号:T00072801
ファウンドリー世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)は11日、世界初となるCCIX(アクセラレータ向けキャッシュコヒーレントインターコネクト)テストチップの開発で米ザイリンクス、英ARM、米ケイデンス・デザイン・システムズと協業すると発表した。同チップはTSMCの7ナノメートル立体構造トランジスタ(FinFET)プロセスを採用して2018年第1四半期にテープアウト(設計完了)し、同年下半期に出荷を開始する予定だ。12日付工商時報が報じた。
同テストチップは、ARMの最新CPU(中央処理装置)クラスタアーキテクチャ「DynamIQ」をベースとし、オンチップインターコネクトIP(知的財産権)の「CMN-600」を採用する。ケイデンスはI/Oおよびメモリー関連のIPコアを提供するほか、同社の設計・検証用ツールがテストチップ開発に活用されるという。またテストチップはCCIXのチップ間コヒーレント・インターコネクト・プロトコルを通じ、ザイリンクスの16ナノFPGA(フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ)「Virtex UltraScale+」への接続を実現する。
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