ニュース 電子 作成日:2017年9月12日_記事番号:T00072809
市場調査会社IHSマークイットは11日、大型液晶パネルの2017年出荷面積は1億8,000万平方メートルへと、前年比6%拡大するとの予測を発表した。うちテレビ用は全体の78%と、5ポイント拡大するとみている。12日付工商時報が報じた。
業界では、韓国パネルメーカーが利益率の高い49インチ以上の大型パネル生産を増やし、小型パネル生産を減らしている。中国パネルメーカーもテレビ用大型パネルの生産を増やしている。中国で新設が続く第10.5世代パネル工場の稼働により、大型パネル供給はさらに増える見通しだ。
IHSマークイットは、パネルメーカーが大型化によって、市場の供給過剰に対応していると説明した。
一方、今年の大型パネル出荷枚数は6億8,800万枚と前年比1%増加する予測だ。用途別ではタブレット端末用が9,300万枚と10%増え、過去最高の伸び幅となる見通し。ノートパソコン用は1億7,500万枚で4%増、テレビ用は2億5,700万枚で3%減少すると予測した。
メーカー別の大型パネル出荷枚数予測は▽LGディスプレイ(LGD)、市場シェア21%▽京東方科技集団(BOEテクノロジーグループ)、シェア20.7%▽群創光電(イノラックス)、シェア16%▽友達光電(AUO)、シェア15.4%▽サムスンディスプレイ(SDC)、9.6%──。
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