ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

ペガトロン、8月5%減収【図】


ニュース 電子 作成日:2017年9月12日_記事番号:T00072810

ペガトロン、8月5%減収【図】

 電子機器受託生産大手、和碩聯合科技(ペガトロン)が発表した8月連結売上高は891億2,500万台湾元(約3,250億円)で、前月比5.05%減、前年同月比7.89%増だった。同社は、顧客の新製品発売に伴い9月は増収が見込めると説明した。12日付工商時報が報じた。

/date/2017/09/12/03pegatron_2.jpg

 ペガトロンの顧客であるアップルは台湾時間13日未明にスマートフォンiPhoneの新機種を発表するとみられる。ただ市場では、有機EL(OLED)パネル搭載のiPhone8は量産が順調ではなく、出荷が第4四半期にずれ込むとの観測が浮上している。また、ペガトロンが独占生産するとみられる4.7インチのiPhone7sは、EMS(電子機器受託生産サービス)大手、米ジェイビルサーキット、および同社傘下の緑点高新科技(ジェイビル・グリーンポイント)による金属筐体の供給量が予想を下回ってる影響で、当初の生産量が限られるとの懸念も浮上している。

 ペガトロンの童子賢董事長は、新型iPhoneの需要がある限り出荷が1カ月前後しても深刻な影響はないと強調。その上で、対応できない需要は来年第1四半期まで続くと予想した。