鴻海科技集団（フォックスコン）は12日、中国・南京市にスマートフォン工場など６施設を設置することで、南京市政府と戦略提携協定を締結した。投資額は375億人民元（約6,300億円）。13日付蘋果日報が報じた。
中国メディアによると、鴻海は▽南京市浦口区政府▽南京経済技術開発区▽江寧経済技術開発区▽中国（南京）軟体谷──と提携し、▽スマホ製造センター▽スマホ後工程モジュール製造本部▽スマート液晶テレビ製造および研究開発（Ｒ＆Ｄ）センター▽半導体設備製造▽スマート端末研究開発センター▽サプライヤー物流拠点──など６施設の設置を計画している。
うちスマホ製造センターには、鴻海の端末の研究開発や設計、生産の技術を使った、第５世代（５Ｇ）移動通信規格の研究開発やスマート端末の生産拠点を設置する。
