ニュース 電子 作成日:2017年9月13日_記事番号:T00072831
米半導体メモリー大手、マイクロン・テクノロジーは12日、モバイル通信市場に続き、大きな商機が見込める有力市場として車両間通信ネットワーク(IoV)向けを挙げ、既に車載用メモリーのサンプルを顧客に送付しており、早ければ2020年に量産に入るとの見通しを示した。またIoV向けでも、モバイル市場やコンシューマーエレクトロニクス市場で協力関係にある台湾メーカーと提携する考えを示した。13日付工商時報が報じた。
マイクロンは、自動運転車は高性能計算(ハイパフォーマンスコンピューティング、HPC)技術が必須で、高速でデータの読み書きが可能なDRAMやNAND型フラッシュメモリーとの組み合わせが必要となると指摘。かつ高精度な地図を備えた全地球測位システム(GPS)やアプリケーションストアが搭載されると予想されるため、ストレージ空間も重要になるとの見方を示した。
証券会社は、マイクロンが台湾での生産に先進技術を導入し続ければ、提携パートナーの南亜科技(ナンヤ・テクノロジー)が将来、IoV市場での商機獲得の恩恵を受けると予測した。
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