ＩＴ（情報技術）製品の販売大手、聯強国際（シネックス・テクノロジー・インターナショナル）は11日、ベトナム市場進出に当たり同国最大のＩＴ（情報技術）企業、ＦＰＴコーポレーションと戦略提携を結んだと発表した。これによりシネックスは、タイ、インドネシア、ベトナムの東南アジア諸国連合（ASEAN）３大市場への進出を果たした。13日付経済日報が報じた。
シネックスは、ベトナムは人口が9,000万人以上、平均年齢が30歳未満で、かつＩＴ製品の普及率がわずか20～30％にとどまっているため将来性が高いと指摘。市場調査と交渉を重ねた結果、ＦＰＴと傘下の販売会社、ＦＴＧにシネックスが47％を出資し、提携することで合意した。なおＦＴＧは社名を「シネックス・ＦＰＴ・ディストリビューション・カンパニー」に変更する。
