ニュース 電子 作成日:2017年9月13日_記事番号:T00072836
沈栄津経済部長は12日、台湾製の第5世代移動通信規格(5G)製品の研究開発(R&D)などを目指す「5G知的財産権国家チーム」の設立を進めていると明らかにした。その上で、移動通信の標準化団体である▽3GPP▽ITU-R(国際電気通信連合無線通信部門)▽IEEE(アイ・トリプル・イー)──に対し、5G関連の特許を申請する準備を進めていると述べた。13日付工商時報が報じた。
沈経済部長は、台湾は5Gで世界サプライチェーンにおける重要な役割を担うと述べた(12日=中央社)
経済部によると、「5G知的財産権国家チーム」には現時点で、IC設計最大手の聯発科技(メディアテック)や、通信機器の▽中磊電子(サーコム)▽正文科技(ジェムテック・テクノロジー)▽明泰科技(アルファ・ネットワークス)▽合勤投資控股(Unizyxホールディング)──、および▽工業技術研究院(工研院)▽資訊工業策進会(資策会)▽中央研究院(中研院)──が加入している。欧州、米国、日本の大手企業や研究機関と、5G技術のR&Dで提携を進めているという。
羅達生・経済部技術処長は、台湾政府は5G対応半導体チップの特許出願件数で世界2位を目指していると説明。その上で、「5G知的財産権国家チーム」を通じて重要IP(知的財産)の開発を進めると同時に、5G国際標準の策定に参加すると表明した。
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