ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

ファミマのPB衣料、年間売上2億元目指す


ニュース 商業・サービス 作成日:2017年9月13日_記事番号:T00072838

ファミマのPB衣料、年間売上2億元目指す

 全家便利商店(台湾ファミリーマート)は12日、羽毛製品の受託生産最大手、光隆実業と提携し、タレントの安心亜(アンバー・アン)がデザインした動物愛護をテーマとするシャツ、キャップ、靴下を含む冬物衣料シリーズを、プライベートブランド(PB)「ファミリーマートコレクション」から13日に発売すると発表した。同社は今年、PB衣料の売上高で前年比倍増となる2億台湾元(約7億3,000万円)以上を目指す。13日付蘋果日報が報じた。

 台湾ファミマは昨冬も光隆実業と提携し、日本のファッションデザイナー、倉石一樹氏と共同開発したダウンベストをファミリーマートコレクションの商品として発売、限定3万5,000着が3カ月で売り切れた。また同ブランドの冷感や発熱効果をうたう機能性衣料も好調で、昨年通年の衣料商品の売上高は約1億元に上った。

 台湾ファミマの呉雅卿商品部長は、「衣料の販売状況を観察すると、消費者はブランドよりも品質を重視する傾向にあり、コンビニにも一定の客層が見込める」と強調。衣料は夏に比べ冬の方が売り上げが伸びると語った。