ニュース 電子 作成日:2017年9月14日_記事番号:T00072859
米半導体大手マイクロン・テクノロジーが台中市后里区に3D(3次元)パッケージング・テスティング(封止・検査)工場を建設し、来年にも量産を開始するのを前に、矽品精密工業(SPIL)から100人近い人材を引き抜いており、SPILは企業秘密の流出がないかどうか証拠収集を進めた上で、対抗措置を講じていく方針だ。14日付蘋果日報が伝えた。
マイクロンは今年から来年にかけ、台湾で2,000人の採用を予定しているが、同社は米アムコア・テクノロジーの梁明成・元台湾地区総経理を3D封止・検査工場の営運長(COO)に起用後、20~30%高い給与でSPILの従業員を引き抜いているという。
産業アナリストは「封止・検査技術は半導体前工程よりも人材育成が困難で、当然引き抜きが起きる」と指摘した。
封止・検査業界関係者は「SPILが対抗姿勢を講じても効果は限定的だ。移籍する従業員は競業禁止契約を結ぶレベルに達していないため、昇給で引き留める以外にない」と話した。
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